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Preferred Networks、Rapidus、さくらインターネットの3社、国産AIインフラの提供に向け基本合意を締結
2025年1月10日 07:00
株式会社Preferred Networks(以下、PFN)、Rapidus株式会社、さくらインターネット株式会社の3社は8日、グリーン社会に貢献する国産AIインフラの提供を目指すため、基本合意を締結したと発表した。
PFNは、省電力かつ高い演算性能を持つAIプロセッサーMN-Coreシリーズの設計・開発、Rapidusは、低消費電力を実現する最先端ロジック半導体および先端パッケージの開発・製造、さくらインターネットは、再生エネルギー活用によるCO2排出削減、外気を使ったサーバー冷却による消費電力削減など、3社はこれまでさまざまなグリーン技術の活用に力をいれて取り組んできた。
今回の3社の取り組みでは、各社が取り組んでいるグリーン技術を活用しながら、PFNが今後新たに設計するMN-coreシリーズの最先端モデルをRapidusが製造し、さくらインターネットが持つ生成AI向けクラウドサービスの開発における知見を組み合わせることで、グリーン社会に貢献する国産AIインフラを整備することを目指す。
また、これを起点に、国内のさまざまな事業者が運営するデータセンターにも展開し、日本において安定的かつ持続可能なAI技術の発展と、グリーン社会の両立に貢献していくとしている。