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ai&、AIデータセンターにVoltaiqのバッテリーエネルギー貯蔵システムを導入する計画を発表

 株式会社エーアイ・アンド(以下、ai&)と米Voltaiqは4日、日本にあるai&のAIデータセンターにバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)を導入する計画を発表した。 Voltaiq独自のAI搭載プラットフォームにより、バッテリーの選定、統合、導入、運用に至るライフサイクル全体を通じて、品質と安全性を追跡し、確保することを目指す。

 ai&とVoltaiqは、AIの急速な拡大により増加するデータセンターの電力需要が、すでに過負荷状態にある電力網に大きな負担をかけていると指摘する。蓄電システムは、データセンター運営事業者が系統連系を迅速化し、ピーク需要料金を削減し、公称連系容量の上限を超えて利用可能な電力容量を増やし、系統障害時にも稼働を維持できるようにすることで、電力供給事業者の負担軽減に貢献する。これにより、モデル学習処理の失敗やサービスレベル契約(SLA)違反を防ぐことを目指す。一方、バッテリー性能の劣化によるダウンタイムや、熱暴走による安全面の懸念は、現在データセンターが抱える最も深刻なリスクの一つだという。

 Voltaiqは、ai&のAIデータセンターに対し、設計・セル製造からシステム統合、試運転、現場運用に至るバッテリーライフサイクルの各段階のデータを監視し、設計から運用までのデータを関連付けて一つのデータに統合するデジタルインフラを提供する。Voltaiqは、用途に特化したデータオントロジーと、バッテリーライフサイクル全体でデータを共有できるプラットフォームを提供する。これにより、材料、製造、試験、運用、品質のデータを結び付け、比較、追跡、分析を可能にする。

 VoltaiqのEnterprise Battery AIは、現場での性能を上流の製造・設計要因と結び付け、バッテリー品質の異常を自動で検知し迅速に解決することで、ai&のデータセンターの試運転と運用開始を支え、稼働時間と設備寿命の最大化に貢献する。

 両社は今回の協業について、まずはai&が日本で計画している導入案件に重点を置いていると説明する。日本では、データの国内保管要件や送電網の制約があるため、品質が保証され、国内で管理・統制できるエネルギーインフラの価値が特に高くなる。両社は今後、この取り組みを他の拠点や市場にも順次拡大するとともに、このモデルを他のバッテリーおよびシステムパートナーにも展開する意向としている。