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契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」、ユーザー設定項目をAIが契約書から抽出・登録する新機能
新リース会計基準への対応に向けた機能強化の一環
2024年12月20日 16:00
株式会社TOKIUMは、契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」において、新リース会計基準への対応に向けた「ユーザー設定項目の自動反映機能」を、2025年1月に実装すると発表した。
今回追加されたユーザー設定項目の自動反映機能は、ユーザーが設定した項目をAIが契約書から抽出し、TOKIUM契約管理上に自動で反映するもの。例えば、賃貸借契約における「物件名」や雇用契約書における「試用期間」など、業界特有の項目を管理しやすくなるという。
また、2024年9月13日に公表された「新リース会計基準」への対応に必要な、「リース料」や「リース期間」なども管理が可能になるほか、「タイトル」「カテゴリー」などデフォルトの12項目も含めてCSVとして出力可能なため、固定資産システムとの連携も容易に行えるとしている。
さらに2025年3月には、「リース」に該当する可能性がある契約書の識別を、AIでサポートする機能も実装する予定。TOKIUMでは、今回のユーザー設定項目の自動反映機能と組み合わせることにより、必要な項目の管理から、契約書の識別、固定資産管理システムと連携するためのCSVの出力まで、TOKIUM契約管理上で完結されるため、新リース会計基準への対応がさらにスムーズに行えるとアピールしている。