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ナビタイムジャパンの「行程表クラウド」、多様な形式のファイルを取り込み自動で行程表に反映する機能を搭載

 株式会社ナビタイムジャパンは1日、大型観光バス対応の行程表作成ツール「行程表クラウド by NAVITIME」(以下、行程表クラウド)において、旅行会社や貸切バス事業者の作成したさまざまな形式の行程ファイルを取り込み、自動で行程表に反映する「行程表ファイルインポート」機能を提供開始すると発表した。

 「行程表クラウド」は、旅行や貸切バスに関する業務の効率化を支援するクラウドサービス。貸切バス(大型・中型・小型・コミューター)を含む車と、公共交通、徒歩、自転車を組み合わせた最適なルート検索や料金計算などに対応し、個人/団体旅行、MICEなどにおける行程表作成や見積書業務のデジタル化をサポートするという。

 今回提供を開始する「行程表ファイルインポート」は、旅行会社から貸切バス会社に共有される行程指示、見積もり依頼のベースとなる行程情報のファイル、旅行者や学校関係者から旅行会社へ提供される行程案(修学旅行の計画書など)をインポートすることで、自動で地名や出発/到着日、地点ごとの発着時刻、滞在時間、メモなどを取り込んで、行程表を作成できる機能である。

 これまでは、ファイルに記載された「発着地」「経由地」「時刻」「滞在時間」などの情報を、担当者が目視で確認し、「行程表クラウド」へ1つずつ手動で入力し直す必要があったが、この機能により作成を自動化できるため、担当者の負荷が軽減されるという。

 取り込みにあたっては、Excel、CSV、Word、PowerPointなど、記述ルールが異なるさまざまな形式のファイルを読み取り可能。地点名の抽出だけでなく、出発/到着日、スポットごとの発着時刻、滞在時間、メモなども読み取り、行程表に反映する。なお6月ごろには、画像形式のファイルや、FAXをスキャンしたPDFの読み取りにも対応を予定している。

 また、地点名の推定時には、ナビタイムジャパンが保有する約900万件の地点データだけでなく、契約施設など、あらかじめ企業が独自に登録した地点データも推定対象として反映されるとした。

 さらに、自動作成された行程表は、担当者が地図を見て位置関係を確認しながら、到着時間や滞在時間などを調整できるほか、バスに乗車する前後の飛行機や新幹線など、公共交通機関での移動区間も含めた行程表を作成できる。

 行程全体のルート検索にも対応しており、バス区間は、独自の大型バス専用のルート検索エンジンを利用し、大型バスの規制や車幅、車高、車長を考慮してルートを算出可能。元の行程に記載された時間内で移動できない場合はアラートが出るため、無理のない行程の作成を支援するとしている。