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オーシャンブリッジ、リモートコントロールツール「ISL Online」の安全性や操作性などを強化

 株式会社オーシャンブリッジは13日、国内総販売代理店として販売しているスロベニアXLAB d.o.o.のリモートコントロールツール「ISL Online」において、安全性と操作性を強化した新版を販売開始すると発表した。

 ISL Onlineは、離れた場所のPC同士で画面共有を行う「ワンタイム接続」、遠隔地にあるサーバーや、出先でiPhone/iPadなどから社内のPCに接続可能な「常駐接続」、Web会議といった各機能を、1つのライセンスで利用できるリモートコントロールツール。セキュリティポリシーにあわせて、オンプレミスライセンス、プライベートクラウドライセンス、パブリッククラウドライセンスの3つのライセンスから選択できる。

 今回はこのうち、オンプレミスライセンスとパブリッククラウドライセンスで機能強化を行った。

 まず、常駐接続型モジュール「ISL AlwaysOn」では、常駐接続端末に接続が行われた際、指定のメールアドレスに通知する機能を追加した。承認者は、受信したメールから接続の「許可」または「拒否」を選択でき、ユーザーは接続が許可された場合にのみ接続を行えるため、不正アクセス対策に活用可能とのこと。

 またワンタイム&常駐接続型プログラム「ISL Light」では、接続が許可されている端末へのショートカットを作成可能になり、接続の頻度が高い端末へスムーズに接続を行えるとのこと。さらに、常駐接続端末に接続した期間や時間なども確認できるようにしている。

 加えて、ISL Lightやワンタイム接続型プログラム「ISL Light Desk & Client」、Web会議プログラム「ISL Groop」において、ビデオチャットにバーチャル背景を設定できる機能を搭載した。

 このほか、macOSでは新たに、macOS Sequoiaの正式サポートを開始している。