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オーシャンブリッジ、Linux OS対応などを行ったリモートコントロールツール「ISL Online」新版

 株式会社オーシャンブリッジは9日、日本国内での総販売代理店を務めているスロベニアXLAB .d.o.o.のリモートコントロールツール「ISL Online」において、Linux OSへの対応などを行った新版を提供開始すると発表した。

 ISL Onlineは、離れた場所のPC同士で画面共有を行う「ワンタイム接続」、遠隔地にあるサーバーや、出先でiPhone/iPadなどから社内のPCに接続可能な「常駐接続」、Web会議といった各機能を、1つのライセンスで利用できるリモートコントロールツール。セキュリティポリシーにあわせて、オンプレミスライセンス、プライベートクラウドライセンス、パブリッククラウドライセンスの3つのライセンスから選択できる。

 今回の新版では、まず、利用企業から多数の問い合わせがあったというLinux OSへの対応を果たした。ISL Light、ISL AlwaysOn、ISL Light Client、ISL Conference Proxyの各プログラムをLinuxで利用でき、LinuxでもWindows版に近い操作感を実現したとのこと。なお、利用にあたっては、X Window Systemのインストールが必要となる。

Linux OS版の画面イメージ

 またISL Lightでは、常駐接続のUI上でクライアント端末が接続中のユーザー名が表示されるようになったほか、ISL Conference Proxyでは、オンプレミスライセンスにおけるセッションコードの入力回数や、常駐接続の利用時間帯の制限など、よりセキュアな運用を支援する機能が実装された。

常駐接続のステータス表示例