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オーシャンブリッジのリモートコントロールツール「ISL Online」新版、使い勝手の向上などを実現

 株式会社オーシャンブリッジは1日、リモートコントロールツール「ISL Online」を機能強化し、オンプレミス向け、パブリッククラウド向けの新版をそれぞれ提供開始すると発表した。

 ISL Onlineは、Web会議に加えて、離れた場所のPC同士で画面共有を行う「ワンタイム接続」、遠隔地にあるサーバーや出先のiPhone/iPadなどから社内のPCに接続する「常駐接続」、複数のユーザー間で資料や画面共有が可能な「Web会議」の各機能を、1つのライセンスで利用できるリモートアクセスツール。セキュリティポリシーに合わせてオンプレミスライセンス、プライベートクラウドライセンス、パブリッククラウドライセンスの3つのライセンスを選択できる。

 今回の新版では、ワンタイム&常駐接続型プログラム「ISL Light」において、ファイルマネージャーの実装や、接続先への操作が一定時間ないセッションを自動終了できる機能の搭載などを行っている。加えてmacOS向けでは、2020年11月にリリースされたmacOS Big Surに正式対応した。

アクティブでないセッションを自動終了可能に

 またオンプレミスライセンスでは、ファイルの送受信、頻繁に用いる定型文の登録機能などを使ってテキストチャットを行えるライブチャットプログラム「ISL Pronto」を新たに提供する。ISL Lightとあわせて利用することにより、音声通話やビデオチャット、デスクトップ共有を介して、よりインタラクティブなコミュニケーションも可能になるという。さらに、オペレーターのグループ登録や、対応可能なオペレーターのステータス管理も行えるとのこと。

ISL Prontoの画面イメージ