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オーシャンブリッジ、リモートアクセスツール「ISL Online」のAzure対応を強化

 株式会社オーシャンブリッジは3日、リモートアクセスツール「ISL Online」において、Microsoft Azure向けの新ライセンスを提供すると発表した。なお新ライセンスで利用できるMicrosoft Azureは、SB C&S株式会社(旧称:ソフトバンク コマース&サービス)経由で販売されるインスタンスに限定される。

 ISL Onlineは、Web会議に加えて、離れた場所のPC同士で画面共有を行う「ワンタイム接続」、遠隔地にあるサーバーや出先のiPhone/iPadなどから社内のPCに接続する「常駐接続」の各機能を、1つのライセンスで利用できるリモートアクセスツール。

 今回提供される新ライセンスのうち「ISL Online プライベートクラウドライセンス Microsoft Azure版」は、Microsoft Azure上の複数のインスタンスにISL Onlineサーバーを冗長構成で設置し、契約企業だけのシングルテナント環境を提供可能にするもの。利用可能なMicrosoft Azure環境は、SB C&Sで販売されるインスタンスに限定される。

 一方では、「ISL Online オンプレミス サブスクリプションライセンス」のMicrosoft Azure版を提供。これを利用すると、SB C&Sが販売するMicrosoft Azureインスタンス上に、シングルサーバー構成のISL Onlineを設置可能になるとのこと。

 オーシャンブリッジでは、これらのライセンスを利用することにより、セキュアなテレワークを安価かつ短期間で導入可能になるほか、社内外のユーザーに対しリモートサポートを提供する「ヘルプデスク」用途としても利用できるとアピールしている。