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電通デジタル、「Braze」を活用したモバイルコミュニケーション最適化サービスを提供
2024年10月29日 08:00
株式会社電通デジタルは28日、Braze株式会社が提供するカスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を活用し、企業と顧客の間のモバイルコミュニケーションをリアルタイムで最適化するサービスを提供開始した。
Brazeは、データウェアハウスや顧客データ統合プラットフォーム(CDP)など、他のソリューションと連携することで、顧客の属性や行動、嗜好に基づき、リアルタイムでパーソナライズされたコミュニケーションを提供できるカスタマーエンゲージメントプラットフォーム。今回、LINEへの配信機能も追加されたことで、モバイルを中心としたCX(顧客体験)の最適化がより強化された。
こうした背景を受け、電通デジタルではより高度なCXの実現に向け、プランニングから導入、伴走支援まで一気通貫で支援可能な、Brazeを活用した5つのサービスラインアップを整えた。
「Braze統合CX戦略コンサルティング」は、LINEをはじめとしたモバイルアプリを含めた統合的なCX戦略の立案、およびBrazeを活用したマーケティング施策のプランニングを提供する。さらに、サービスのカスタマージャーニーの作成により、顧客の購買・利用行動をマッピングし、最適な体験を設計する。期間は3カ月から。
「マーケティングアーキテクチャ診断・To Beデザインサービス」は、現在のマーケティング施策やアーキテクチャの診断を行い、ボトルネックとなっているポイントを可視化する。さらに、配信基盤の統合と周辺アーキテクチャの見直しによる改善提案を提供する。期間は2カ月から。
「Braze Starter Pack」は、現在のマーケティングオートメーション(MA)環境を把握し、短期間でBraze環境の構築を支援する。期間は2カ月から。
「Braze PoC(実証実験)サービス」は、「Braze Starter Pack」で早期に構築したBraze環境を基に、施策面、オペレーション面、データ連携面でのPoCを実施し、評価レポートを提供する。期間は3カ月から。
「顧客接点最適化サービス」は、Brazeを活用し、LINEをはじめとしたモバイルアプリ、Webサイトなどの顧客接点に対する改善施策の立案や、リニューアルを含む大規模な改修サポートを提供する。期間は6カ月から。
電通デジタルは、今後もBrazeとのパートナーシップを強化し、企業の事業成長を促進するとともに、マーケティングトランスフォーメーションの推進に貢献していくとしている。