ニュース

電通総研、モバイルアプリのSSO対応などを行った経費精算システム「Ci*X Expense Ver.3.3」

 株式会社電通総研は22日、エンタープライズ向け経費精算システム「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」において、31機能を強化した新版「同 Ver.3.3」を提供開始すると発表した。

 Ci*X Expenseは、さまざまな入力サポート機能や直感的なユーザーインターフェイスを備えるとともに、日本企業独自の複雑な規定にも対応可能な柔軟性を持つ経費精算システム。

 今回の新版では、モバイルアプリでも、SAML 2.0によるシングルサインオン(SSO)が可能となった。これにより、社内の複数システムのユーザーID/パスワードの管理を一元化できるほか、従来は必要だったクライアント証明書のインストールも不要になり、導入時の手間を軽減できるという。

 また、交通費精算における日当・手当の自動計算機能が新たに搭載された。従来も、海外・国内出張精算では日当の自動計算や入力に対応していたが、短距離の交通費精算でも食事手当や早朝・深夜手当などの支給対象となる場合に、日当や手当を登録できるようになったとのこと。

 さらに申請書照会画面から、ほかのユーザーに申請書を共有するリンクを発行できるようになった。共有リンクからは、申請書の参照権限がないユーザーでも申請書を照会可能。加えて、共有リンクから開いた申請書照会画面において、申請書のコピー起票が可能となっており、申請業務の効率化を支援するとしている。