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住友電工情報システム、円滑なワークフローの促進を支援する新機能を搭載した「楽々Document Plus Ver.6.6」

 住友電工情報システム株式会社は8日、文書管理・情報共有システム「楽々Document Plus」の新版として、利用者間のコミュニケーションを支援する「相談機能」や、承認依頼などの通知をチャットツールへ送信する「チャットツール連携」などを搭載した「同 Ver.6.6」を販売開始したと発表した。

 楽々Document Plusは、一般のオフィス文書をはじめ、契約書やISO文書、電子帳簿保存法に対応した国税関係書類など、さまざまな文書のペーパーレス化を実現する文書管理・情報共有システム。

 同製品はワークフロー機能を標準搭載しており、登録した文書を正式版として公開する前に、システム上で上長や責任者の承認を得ることが可能だが、今回は新たに、回付中の文書に対して、承認者が申請者やほかの承認者とチャットでやりとりできる「相談機能」を提供する。これを利用すると、システム上で申請者と疑問点を共有したり、他の承認者と情報を交換したりできるため、円滑な承認プロセスの進行が可能になるとのこと。

 また、ワークフロー機能における承認依頼などの通知をチャットツールに直接送信可能な、チャットツール連携機能も追加された。承認プロセスにおいてリアルタイムに通知を受け取れるので、遅延やボトルネックを回避できるだけでなく、「相談機能」の新着通知もチャットツールに送信可能となっており、効率的な意思決定を促進するとしている。

 なお、チャットツールはSlackに対応しているほか、Microsoft Teamsにも2024年内に対応する予定。