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住友電工情報システム、文書管理・情報共有システム「楽々Document Plus」のクラウド版を提供

 住友電工情報システム株式会社は18日、文書管理・情報共有システム「楽々Document Plus」のクラウド版として、「楽々Document Plus Cloud」を提供開始したと発表した。

 楽々Document Plusは、一般のオフィス文書をはじめ、契約書やISO文書、電子帳簿保存法に対応した国税関係書類など、さまざまな文書のペーパーレス化を実現する文書管理・情報共有システム。今回提供を開始する楽々Document Plus Cloudは、このクラウド版で、オンプレミス版の特徴である、業務への適用性や検索性の高さはそのままに、システム運用の負荷を軽減しつつ利用でき、ドキュメントにおける業務フロー(文書作成~承認~保管・活用~廃棄)をクラウド上で一貫して行えるという。

 また、クラウドサービスとして提供されるためサーバー調達や環境構築が不要で、導入までの準備負荷や時間、コストを軽減し、いち早く文書管理の導入に取り掛かれるほか、インターネット環境さえあれば、社内外を問わず、遠隔地からでも利用できる点もメリット。リモートワークで自宅から必要な文書を検索したり、出張先から承認したりといった、従業員のニーズにあわせた多様な働き方を実現できるとした。

 セキュリティ面では、TLSによる通信暗号化によって、通信データの盗聴・なりすまし・改ざんなどを防ぎ、安全性を確保。アクセスを許可されたユーザーに対しても、文書の閲覧権限や添付ファイルに対する印刷/ダウンロードの禁止など、柔軟な権限設定によってセキュリティを確保するとしている。

 料金体系はユーザー数課金となり、100ユーザーの場合で月額9万円(税別)から。最少100ユーザーから利用できる。