ニュース

ハンモックが「AssetView Cloud +」を強化 外部システムとのデータ自動連携などを実現

 株式会社ハンモックは9月30日、統合型IT運用管理ソリューション「AssetView Cloud +」の新版を提供開始すると発表した。

 AssetView Cloud +は、情報システム担当者が管理・対策業務を最小限のリソースで効率的に実施できるよう、“ヒト”を起点とした新しい管理を実現できる運用管理ツール。人間を軸とした情報資産・IT資産・SaaSの適正管理により、内部・外部からの脅威へのセキュリティ対策を実現できるとのことで、プランとしては、「情報漏洩対策」「PC更新管理」「IT資産管理」「SaaS管理」が用意されている。

 今回の新版では、外部システムとのデータ自動連携、管理対象SaaSの追加、ダッシュボード表示項目の追加といった、大きく3点の機能追加・強化を実施した。

 このうち外部システム連携では、AssetView Cloud +で取得したPC操作のログを、勤怠管理、ワークフロー処理、情報分析などのさまざまな外部システムと、ネットワークを介して指定されたスケジュールで受け渡しできるようになった。

 また管理対象SaaSでは、「SaaS管理プラン」において、API連携によって管理できるSaaSを10サービス追加した。アカウント情報の取得や人事情報とのひも付けを自動で行えるのみならず、アカウント発行・無効化などもAssetView Cloud +の管理画面から一括して操作できるとのこと。

 さらにダッシュボード表示項目の追加では、「情報漏洩対策」プランのダッシュボードの表示項目として「使用禁止デバイスの接続台数」が追加された。ルールを順守しない操作を試みた端末を特定し、その他の不正操作が行われていないかの確認が可能になる。