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ハンモック、IT運用管理クラウド「AssetView Cloud +」でリスク検知オプションを提供
セキュリティリスクの早期把握を支援
2025年12月24日 11:00
株式会社ハンモックは22日、クラウド型の統合型IT運用管理ソリューション「AssetView Cloud +」において、「リスク検知」機能を提供開始すると発表した。なお、「情報漏洩対策プラン」または「IT資産管理プラン」向けの有償オプションとなり、現在はβ版として提供される。
「AssetView Cloud +」は、情報システム担当者が管理・対策業務を最小限のリソースで効率的に実施できるよう、“ヒト”を起点とした新しい管理を実現する運用管理ツール。人間を軸とした情報資産・IT資産・SaaSの適正管理により、内部・外部脅威へのセキュリティ対策を実現しているという。
今回発表された「リスク検知」は、PC操作ログをルールベースで解析し、情報漏えいや内部不正の兆候をスコアリングするオプション機能。ダッシュボードには、操作別や日次・週次・月次集計結果がマシン単位で表示され、どの端末でリスクの高い行動が発生しているかを把握できるため、従業員の操作傾向を踏まえた迅速な対応が可能になるとのこと。
また、カテゴリ別や集計期間など、複数の視点で組織全体のリスク傾向を把握できる点も特徴。どの領域でリスクが高いかが明確になるため、リスク傾向を把握した上で、次のアクションを判断するための情報として活用できるとした。
さらに、情報漏えいリスクの高い操作として、テレワーク環境における不正アクセスの兆候や、退職予定者による重要情報ファイルの持ち出し、一定期間内の大量印刷や外部ストレージの利用など、情報漏えいにつながる操作を検知可能。こうした高リスク操作には、ポリシーの再周知や警告、設定変更などの対策を講じることで、インシデントを未然に防げるとしている。

