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ハンモック、クラウド型IT運用管理「AssetView Cloud +」で貸与PCの管理機能などを強化した新版を提供

 株式会社ハンモックは2日、統合型IT運用管理「AssetView」シリーズの新ブランド「AssetView Cloud +」の新バージョンを提供開始すると発表した。

 AssetView Cloud +は、情報システム担当者が管理・対策業務を最小限のリソースで効率的に実施できるよう、ヒトを起点とした新しい管理が実現できる運用管理ツール。従来型のデバイスを軸とした管理ではなく、デバイスやSaaSを利用する「ヒト」に着目し、「ヒト」を軸に、情報資産・IT資産・SaaSを適正管理し、内部・外部からの脅威へのセキュリティ対策を実現できる。

 新バージョンでは、貸与しているPCの状態や利用・操作状況をヒト視点で可視化し、リスクの把握、対策までをワンストップで実現できるようになった。

 従業員情報と貸与している端末をひも付けて、「誰に、どの端末を貸与し、その端末が今どのような状態なのか」をヒト軸で、簡単に把握、可視化できる。ヘルプデスク業務を行う場合、従業員ごとのOSのバージョン情報、インベントリ情報、インストールされているソフトウェアのバージョン情報などを確認後、画面の切り替えなしで、従業員の端末に簡単にリモート接続でき、業務効率化を実現する。

 従業員に貸与している端末が複数ある場合、複数端末のログを横断して取得することで、リスクになる動きを細かく判別し、該当の従業員に警告メッセージを送れる。インシデント発生時にも、従業員を起点に証跡を追うこともできるため、内部からの情報漏えい時の証跡把握を効率的に行える。

 新規でアカウント発行が必要なSaaSがあった場合でも、従業員起点で簡単にアカウントを発行できる。また、貸与しているPC情報と併せて、どの従業員がどのSaaSを利用しているのか、アカウント発行有無だけではなく、利用許可していないシャドーITを検知し、利用ログを確認できる。