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キヤノンS&S、「まかせてIT DXシリーズ」で建設業の労働生産性向上と安全対策強化を支援するソリューションを提供

 キヤノンシステムアンドサポート株式会社(以下、キヤノンS&S)は20日、中小企業のDXを支援する「まかせてIT DXシリーズ」に、建設業の労働生産性向上と安全対策強化を支援する“建設業ソリューション”を追加し、9月に提供開始すると発表した。価格はオープン。

 まかせてIT DXシリーズの建設業ソリューションは、建設事業者がITを活用して労働生産性を向上させるために必要なIT機器の選定、導入、運用、保守までをトータルで支援するサービス。

 クラウドで施工情報を一元管理することで、現場からの写真アップロードや情報のリアルタイム共有が可能。PC、スマホ、タブレットなどで最新情報をどこからでも確認でき、業務の効率化と円滑なコミュニケーションを実現する。

 施工に関する情報をクラウドに一元管理することで、業務効率化と円滑なコミュニケーションを実現。リアルタイムな情報共有と既読者一覧機能により、現場や事務所、協力会社間で確認漏れや伝達漏れを防ぎ、円滑なコミュニケーションを実現する。

 クラウドにアップロードされた図面や工程表などを、現場で必要な時に即座に確認でき、現場での空き時間や待ち時間を使って、施工写真のアップロードや作業日報の作成などの事務作業をすることで、時間の有効活用を促進する。

 映像を活用した業務効率化と作業現場の安全対策強化にも対応し、ウェアラブルカメラやネットワークカメラを活用した、遠隔臨場と複数現場の一括モニタリングにより、業務効率化と作業現場の安全対策強化を実現する。

 複数現場の状況をリアルタイムに把握ができるため、現場の巡回や立ち合い業務にかかる現場までの移動時間の削減と業務効率化を実現。遠隔臨場と複数現場の一括モニタリングによる作業現場の安全対策強化や、立ち入り禁止エリアへの侵入検知アラートによる盗難防止や労災事故発生を軽減する。

 バックオフィス業務の効率化では、ITシステムにより現場ごとの労務と原価の正確な管理を実現し、企業の生産性向上に貢献する。勤怠管理システムによる現場作業員の正確な労務管理や、集計業務の効率化と長時間労働の改善、現場ごとの労務費や材料費などの原価管理によるコスト削減を実現する。

 さらに、顧客の利用状況に合わせた最適なITシステム(ネットワークカメラ、スマホ・タブレット、PC、セキュリティ)の選定・導入を支援し、DX推進をサポートする。ITシステムに関する困りごとについてはリモートツールを利用し、運用の支援やトラブルを早期解決することで、顧客が業務に集中できる環境づくりに貢献する。