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キヤノンS&S、中小企業のIT機器保守・運用を一括支援する「まかせてITシリーズ 保守運用サービス」を提供

 キヤノンシステムアンドサポート株式会社(以下、キヤノンS&S)は30日、中小企業向けにIT機器の保守から運用まで一括支援する「保守運用サービス」を、「まかせてITシリーズ」のラインアップの1つとして提供すると発表した。

 キヤノンS&Sでは、最適なIT機器やシステムの選定、導入に加え、日常の運用やトラブル発生時の保守対応までをパッケージ化しトータルで支援する、まかせてITシリーズを提供している。

 一方、IT機器やシステムを導入し、利用している顧客では自社の環境変化に伴い、「テレワーク環境において、近くにPCの操作方法を聞ける人がいない」「サーバー運用において、改正個人情報保護法に対応したアクセス権の設定方法が分からない」「ネットワーク運用において、UTMを導入したが業務に必要なサイトにアクセスできなくなってしまった」「アプリケーション運用において、会計システムや給与システムで年に数回しか実施しない業務処理や帳票印刷のやり方が分からない」といった課題が増加しているという。

 こうした課題に対し、キヤノンS&Sでは運用支援と復旧支援それぞれのサービス約200メニューを統合・刷新し、まかせてITシリーズの保守運用サービスとして提供する。

 新しい保守運用サービスでは、顧客より自社に適したサービスを分かりやすく選定できるよう、「PC運用支援」「サーバー運用支援」「ネットワーク運用支援」「アプリケーション運用支援」の4つのサービスカテゴリーに分類した。

 PC運用支援では、「PC運用支援サービス スタンダード」「PC運用支援サービス アドバンス」「PCヘルプデスクサービス」などを提供する。価格(税別、以降価格はすべて税別)は1台あたり月額700円から。提供開始は10月上旬。

 サーバー運用支援では、「サーバー運用支援サービス」「ファイルサーバー運用支援サービス」「サーバー運用支援サービス for Active Directory」「サーバー運用支援サービス for SKYSEA Client View」などを提供する。価格は1台あたり月額1万2500円から。提供開始は10月上旬。

 ネットワーク運用支援では、「UTM運用支援サービス エントリー」「UTM運用支援サービス ミドル」などを提供する。価格は1台あたり月額4000円から。提供開始は10月上旬。

 アプリケーション運用支援では、「給与業務運用支援サービス」「勤怠業務運用支援サービス」「会計業務運用支援サービス」「販売業務運用支援サービス」などを提供する。価格は月額1500円から。提供開始は9月上旬(給与、勤怠、会計業務運用支援サービスはすでにサービス提供を行っている)。