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Zabbix、OSS統合監視ツール「Zabbix 7.0 LTS」搭載の物理/仮想アプライアンスを提供

 Zabbix Japan合同会社は1日、オープンソースソフトウェア(OSS)ベースの監視ソフトウェア「Zabbix」を搭載したアプライアンス製品「Zabbix Enterprise Applianceシリーズ」のラインアップに、6月にリリースされた最新版「Zabbix 7.0 LTS」を搭載した製品を追加すると発表した。ハードウェアアプライアンス「ZS-7700」「ZS-5700」「ZP-1700」、および仮想アプライアンス「ZS-V700」「ZP-V700」の5製品を同日より販売開始する。

ZS-7700/ZS-5700
ZP-1700

 Zabbix Enterprise Applianceは、システム監視、障害通知、グラフ表示など、Zabbixの全機能を活用したシステム監視・運用を容易に開始できるアプライアンス製品群。Zabbixのインストールと初期設定、データベースのチューニングといった周辺ソフトウェアの煩雑な作業を行うことなく、すぐに利用を開始できるという。

 一方で、最新のZabbix 7.0 LTSでは、Zabbixプロキシ機能の強化、Zabbixの内部処理の効率化、監視データアイテムの拡充、ダッシュボードウィジェットの追加など、さまざまな機能強化が行われており、今回提供する新製品では、こうした機能を利用できるとのこと。

 なお、ハードウェアアプライアンスのうちZS-7700/ZS-5700は、前機種(ZS-7600/ZS-5600)からハードウェアスペックを踏襲。ZP-1700は最新のハードウェアを採用したことで、前機種(ZS-1600)よりもパフォーマンスが向上している。

 本体価格(税別、以下すべて同じ)は、ZS-7700が49万8000円、ZS-5700が29万8000円で、サポート&サブスクリプション費用は年間10万円から。ZP-1700については、本体価格が9万8000円から、サポート&サブスクリプション費用が年間3万円から。

 仮想アプライアンスは、Zabbix Enterpriseサポート加入ユーザーに無償提供され、サポート&サブスクリプション費用は、ZS-V700が年間10万円から、ZP-V700が年間3万円からとなっている。