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メシウス、データグリッド機能を強化した業務アプリ開発支援ツールの新版「ComponentOne 2024J v1」を提供

 メシウス株式会社は26日、業務アプリケーション開発に便利なデスクトップ/Web用の.NETコンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne」について、新バージョン「2024J v1」を7月10日にリリースすると発表した。

 新バージョンでは、WPF、Blazor、WinUIアプリケーション開発用エディションのFlexGridに、新たに「ツリーグリッド」機能を追加した。親子関係のあるデータを階層的に表示させることで、情報へのアクセスと表示が容易になる。

 BlazorエディションのFlexGridでは、独自のカスタムフィルターを表示できる機能を追加した。さらに、日時形式でフォーマットされた列に対して、日付値に加えて時刻値でのフィルタリングも可能になった。フィルター機能が強化され、システム利用者はデータ検索や分析をより効率的に行える。

 このほか、Blazor Serverアプリケーションで、FlexReportやSQL Server Reporting Services(SSRS)で作成されたレポートとPDFドキュメントを表示できる「FlexViewer」コントロールの追加や、Microsoft 365のテーマへの対応などを行っている。

 ComponentOneは、1年定額制のサブスクリプション方式での販売で、最上位エディション「ComponentOne Enterprise」の1開発ライセンスの価格(税込)は、初年度が22万円、2年目以降11万円。