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メシウス、データグリッドを強化した業務アプリ開発コンポーネントセット「ComponentOne 2025J v1」を提供

 メシウス株式会社は16日、デスクトップ/Web/モバイル用の業務アプリケーション開発向けの.NETコンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne」について、新バージョンの「2025J v1」を30日にリリースすると発表した。

 新バージョンでは、大規模なデータセットを扱えるデータグリッドコンポーネント「FlexGrid」を中心に、機能強化を行った。

 Windows Forms用エディションでは、グリッドの列フィルターのUIを刷新した。チェックした任意の値のみを表示する「値フィルター」や、指定した条件に合うデータだけを表示する「条件付きフィルター」をタブ切り替えによって操作できるようになった。ユーザーは必要な情報に素早くアクセスでき、画面も整理された状態を保てる。

新しい列フィルターUI

 さらに、条件付きフィルターには、「空白」「個別」「重複」「一意」の4つの条件を追加した。これにより、データの確認・抽出・整備が迅速かつ簡単に行えるようになる。また、グリッドの列にフィルターが適用されている場合に、列フィルターのアイコン部分にバッジが表示され、フィルターの状態を一目で判別できるようにした。

検索中に一致した件数を取得

 このほか、WPF/Blazor/ASP.NET MVC用エディションでは、特定の列を左側だけでなく、右側にも固定できる機能を追加した。Blazor/ASP.NET MVC用エディションでは、従来の上側に加えて下側の固定にも対応し、グリッドの柔軟なレイアウト構成を支援する。

 ComponentOneは、1年定額制のサブスクリプション方式での販売で、初期費用は1開発ライセンスが22万円(税別)、更新費用は11万円(税別)。