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マクニカ、OTデータ収集のゲートウェイ製品「Splunk Edge Hub」を販売

 株式会社マクニカは3日、OTデータの集約から分析をシンプルにし、工場の安全性監視や予兆検知を可能にする、米Splunkの「Splunk Edge Hub」を日本で初めて取り扱い開始すると発表した。

 Splunk Edge Hubは、OT環境の複雑なデータフローを集約するためのゲートウェイ製品。IoTデータやセンサーデータを簡単に収集し、Splunkソフトウェアで高度な監視や分析を実現する。OTで広く利用されている、modbus、MQTT、OPC UA、SNMPといった業界標準プロトコルに対応し、産業デバイスを含めたあらゆるデバイスやアプリケーションのデータ取得を可能にする。

 また、Splunk Edge Hubデバイス自体にも、温度・湿度・気圧など多様な環境情報を収集する内部センサーが付いているため、Splunkソフトウェアに接続するだけで、Splunk Edge Hubデバイスを設置した場所の環境情報を取得して送信できる。Splunkが持つ分析や機械学習などのテクノロジーを活用することで、安全性の監視、リアルタイム検知、予兆検知などが容易になる。

 マクニカは、日本市場における唯一のSplunk Edge Hubのディストリビューターとして、モノづくりに携わるあらゆる業界のデータ活用と、生産工程最適化を支援していくとしている。

Splunk Edge Hubを使ったデータ収集フローのイメージ