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深田熱処理工業がビジネスチャット「direct」導入、間接部門でのコミュニケーションを改善

 株式会社L is Bは24日、金属熱処理専門工場の深田熱処理工業株式会社が、ビジネスチャット「direct(ダイレクト)」を導入したと発表した。

 深田熱処理工業は、航空機用部品、建設機械、自動車部品など、さまざまな金属熱処理を専業とする企業で、小松市の本社工場、および金沢市の金沢工場の2拠点体制で事業を展開している。その同社ではこれまで、社内コミュニケーションにおいて主に電話やメールを利用していたが、工場の拠点間が離れているために情報伝達のタイムロスが生じていたという。

 そこでグループウェア製品を導入したものの、付属するチャットシステムは直接通知が来なかったため連絡に気がつきにくく、定着せず。また、個人で利用しているチャットツールも使われていたが、仕事とプライベートを分けたい人にも配慮するため、ビジネス利用に適したチャットツールを探しはじめたとのこと。

 そして、シンプルな操作性となじみやすさに焦点を絞って検討を重ねた結果、幅広い年齢層の社員全員が違和感なく直感的に使えそうなシンプルな操作性を評価し、directの導入を決めた。

 現在は、本社人員や工場長、生産管理の責任者など、間接部門を中心に30名~40名程度が利用。全社的なトークルームのほか、各工場とのやり取りや、部署ごと、部署横断的なものや外部ユーザーを招待したものなど、さまざまなトークルームを作成し、用途に応じたトークでスムーズに連絡がとれているとした。

 このうち外部ユーザーとのコミュニケーションには、外部ユーザーをゲストとして招待できる有償オプション「ゲストモード」が活用されており、社外の人々との連絡もdirectでスムーズに行えているとのことだ。

 また同社では、現在は間接部門にとどまっている導入を拡大し、生産部門を含めた全社への導入も視野に入れて検討を行っている。