ニュース

ストラテジット、SaaSベンダーがノーコードでAPI連携を実装できる基盤「JOINT iPaaS for SaaS」正式版をリリース

 株式会社ストラテジットは23日、SaaS連携プラットフォーム「JOINT」において、SaaSベンダーが外部連携を容易に行えるよう支援する連携基盤「JOINT iPaaS for SaaS」の正式版をリリースすると発表した。

 JOINT iPaaS for SaaSは、ノーコードでAPI連携を実装可能なSaaSベンダー向けのプラットフォーム。自社プロダクトと他社SaaSの連携をノーコードで実現し、最短1週間で連携アプリとして提供・管理できるという。

 また、SaaSベンダー専用のアプリストアを構築し、顧客ごとに異なる運用を柔軟に行えるほか、データ連携のマッピングを機械学習による提案で半自動化している点も特長。さらに、APIに応じたコネクターも用意されている。

 加えて、組み込み型(embedded iPaaS)を採用することにより、SaaSベンダーが連携ロジックの構築や、他社APIの変更やテストなどを行う必要がなく、製品の特長である効率性や簡易性を実現しているとのこと。

 SaaSベンダーは、こうした特徴を持つJOINT iPaaS for SaaSを活用することで、他社SaaSやオンプレミスとの連携を効率的に実現できるほか、SaaS利用ユーザーがJOINTを契約する必要はなく、“ひとつのSaaS”を使っている感覚で、連携された複数のシステムを利用することが可能になるとした。

 なお同サービスは、2023年11月よりβ版として提供を開始した後、利用者からのフィードバックや継続開発による改良を重ね、2024年2月に招待制でリリースされていたが、今回より正式版の提供が開始されている。