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ストラテジット、SaaSベンダーが外部連携を容易に行える連携基盤「JOINT iPaaS for SaaS」を正式提供

 株式会社ストラテジットは5日、SaaS連携プラットフォーム「JOINT」の新プロダクトとして、「JOINT iPaaS for SaaS」を提供開始すると発表した。2023年11月よりβ版として提供してきたもので、今回、ユーザーからのフィードバックや継続開発による改良を重ね、正式版としてリリースするとしている。

 JOINT iPaaS for SaaSは、ノーコードでAPI連携を実装可能なSaaSベンダー向けのプラットフォーム。これを利用すると、SaaSベンダーは自社プロダクトと他社SaaSの連携をノーコードで実現できるほか、APIの構築と自社プロダクトAPIの標準化を行える「JOINT API Management」、顧客のオンプレミスシステムとの接続処理構築を行える「JOINT Connector」といった機能も提供され、最短1週間で連携アプリとして提供・管理可能になっているという。

 また、SaaSベンダー専用のアプリストアを構築し、顧客ごとに異なる運用に対して柔軟に対応できる点や、データ連携のマッピングをAIの機械学習による提案で半自動化している点も特長とした。

 なおストラテジットでは、JOINT iPaaS for SaaSは、組み込み型(embedded iPaaS)を採用することにより、SaaSベンダーが連携ロジックの構築や、他社APIの変更やテストなどを行う必要がなく、製品の特長である効率性や簡易性を実現していると、そのメリットをアピールしている。