ストラテジット、「JOINT iPaaS for SaaS」で人事労務クラウド「SmartHR」との連携コネクタを提供

　株式会社ストラテジットは3日、自社SaaSプロダクトと他社プロダクトとの連携・管理を効率的に行うSaaSベンダー向けソリューション「JOINT iPaaS for SaaS」（以下、JOINT）において、株式会社SmartHRの人事労務クラウド「SmartHR」と連携するコネクタを提供開始すると発表した。これによりSaaS事業者は、JOINTを用いた自社サービスと「SmartHR」とのAPI連携が可能になり、従業員情報のシームレスな連携が実現できるとしている。

　JOINTは、ノーコードでAPI連携を実装可能なSaaSベンダー向けのプラットフォーム。自社プロダクトと他社SaaSの連携をノーコードで実現し、最短1週間で連携アプリとして提供・管理できるという。

　今回はこのJOINTにおいて、「SmartHR」との連携コネクタを提供する。これを利用すると、SaaS事業者はノーコードで自社サービスと「SmartHR」における従業員情報を連携可能になるため、自社サービスと「SmartHR」を併用している利用者（エンドユーザー企業）に対して、従業員情報の二重入力（CSV連携や手入力）が不要になるメリットを提供できるようになる。

　これによりエンドユーザー企業では、作業コストの削減が見込めるほか、「SmartHR」側を従業員情報のマスタとして管理したい場合にも有効とのこと。なおエンドユーザー企業側では「SmartHR」のアカウントが必要となるが、JOINTを契約する必要はない。