ストラテジット、SaaSの企画・構築・運用をトータルに支援するサービス「JOINT」を提供

　株式会社ストラテジットは17日、SaaSを企画・構築・運用するためのプラットフォーム「JOINT（ジョイント）」をリリースしたと発表した。

　JOINTは、SaaSを提供する企業の成長フェーズごとに必要なサポートを提供するプラットフォーム。1）SaaS企画・構築・運用に必要なノンコアな部分を製品化する「Products」、2）SaaS企画・戦略策定・API開発等のコンサルティングサービスである「Consulting Services」、3）JOINTを活用した保守運用代行・連携アプリ構築代行等のサービスを提供する「Professional Support」の3つの領域でサービスを提供する。

　このうち1）では、さまざまなSaaS連携に柔軟に対応し、SaaSベンダーが外部連携をサービス化できる連携基盤「JOINT iPaaS for SaaS」を用意した。この基盤では、連携アプリ開発をローコードで行えるほか、自社専用アプリストア構築も可能。APIがないSaaSのAPI構築も対応すする。

　また今後は、これからSaaSを開発したい、自社の保有している技術をSaaS化したい、オンプレミスからSaaSへ移行したい、といったニーズを持つ企業に向け、SaaS構築の工数削減と運用の効率化を実現するソリューション「JOINT SaaS Builder」も提供する予定。

　2）では、外部連携に必要なAPIの設計案をユースケースから洗い出し提案する「API開発支援」、SaaS企画に必要なコンセプトワークやPRD（製品要求仕様書）作成を支援する「SaaS企画支援」などを提供する。

　最後の3）では、JOINTで開発した連携アプリを運用する上で、技術的なサポートだけでなく、カスタマー1次受付を対応する「保守代行サービス」、JOINTによる連携アプリの構築代行（連携先のAPI調査・仕様検討・構築）だけでなく、JOINTのノウハウを活用し、ストラテジットが連携アプリ開発を受託する「連携アプリ構築代行サービス」などを用意した。