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ストラテジットのiPaaS「JOINT iPaaS」、kintoneとの容易な連携を可能にするコネクタを提供

 株式会社ストラテジットは18日、SaaS間のAPI連携・管理を効率的に行うSaaS連携ソリューション(iPaaS)「JOINT iPaaS」において、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」のコネクタ提供を開始すると発表した。これにより、JOINT iPaaSを活用したkintoneとの連携アプリ構築が可能になるという。

 JOINT iPaaSは、SaaS間のAPI連携・管理を効率的に行うSaaS連携ソリューション。単純でシンプルな連携だけでなく、複雑なワークフローもノーコード/ローコードで構築できるほか、テンプレート機能によって簡単かつ効率的なアプリの構築を行えるという。

 ラインアップとしては、SaaS事業者が自社のサービスとほかのSaaSなどとの連携を効率的に行うためのEmbedded iPaaS(組み込み型iPaaS)「JOINT iPaaS for SaaS」と、JOINT iPaaS for SaaSのベース機能に加え、より直感的に連携アプリの開発を行える機能や、オンプレミスシステムとの連携機能なども搭載した一般企業向けのiPaaS「JOINT iPaaS for Biz」を用意している。

 今回はJOINT iPaaSにおいて、ノーコード/ローコードでkintoneとの柔軟かつ汎用的なアプリが構築を行えるコネクタの提供が開始された。kintoneのプラグインや連携サービスの中に連携したいシステムがない場合や、連携したいシステムはあっても連携要件が満たせない場合に、自社の“やりたいこと”とマッチした連携アプリの構築を実現するという。

 なお、JOINT iPaaSでは基本的に、連携の対向先となるシステムのJOINTコネクタが必要となっているが、既存のコネクタがない場合でも、「汎用HTTP機能」を活用することにより、コネクタがないシステムとの連携を行えるとのことだ。また、CSV連携機能も備えているので、自社の基幹システムなどオンプレミスのシステムにkintoneのデータを連携させることも可能としている。