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インテック、遠隔地での並列分散処理で災害・障害への備えを高めた新EDIサービスを提供

 株式会社インテックは14日、常にシステムが並列・分散・遠隔で稼働することにより、最上級のレジリエンスを実装したEDIサービス「EDIプラットフォームサービス」を提供開始すると発表した。災害時においても、利用企業のビジネスへのインパクトを限りなくゼロに近づけられるという。価格は個別見積もり。

 EDIプラットフォームサービスは、災害や障害に強い“止まらないEDI”を実現したサービス。遠隔地の2拠点を並列稼働させ、拠点間で常時データを同期させることにより、災害時の目標復旧ポイント(RPO)を災害発生直前とするほか、拠点間で常時並列稼働していることから、災害時の目標復旧時間(RTO)を限りなくゼロに近づけられるという。

 またシステムだけではなく、運用拠点を複数に配置することにより、1拠点で災害が発生した際にも“止まらないEDI”サービスの提供を実現しているとした。

 なおインテックによれば、異なる企業間データのフォーマット変換やファイル変換、コード変換などを代行し、異業種の企業間のデータ送受信を可能にする大規模業界VAN(Value Added Network)において、データネットワークの基盤としてすでに採用されており、各業界におけるEDIサービスの安定稼働や信頼性向上に貢献しているとのことだ。

 インテックは今後も、API連携を充実させることで利用企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するとともに、販売活動を展開し、2026年までに100社の新規ユーザーの獲得を目指すとしている。