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住友電工情報システムの文書管理製品「楽々Document Plus」、クラウド契約サービス「クラウドサイン」と連携

楽々Document Plus Ver.6.1を6月発売

 住友電工情報システム株式会社は、文書管理・情報共有システム「楽々Document Plusシリーズ」において、新版「同 Ver.6.1」を6月4日より販売開始すると発表した。弁護士ドットコム株式会社が提供するクラウド契約サービス「クラウドサイン」との連携機能を新たに搭載している。

 楽々Document Plusは、一般のOfficeファイルをはじめ、契約書やISO文書の管理、ペーパーレス化、e文書法への対応など、さまざまな用途で利用できる文書管理・情報共有システム。1つの「文書(ドキュメント)」に複数のファイルを添付し、作成日や作成者などの必要な属性情報を付与したうえで、その文書を「フォルダ」に保存して管理することが可能となっている。また登録した文書は、属性検索やあいまい検索を組み合わせた検索機能により、必要な場合にすばやく取り出せるとのこと。

 今回発表された新版では、新たにクラウドサインとの連携機能を搭載した。楽々Document Plus上で承認した契約書のPDFファイルをクラウドサインに自動でアップロード可能なほか、クラウドサインでの契約結果を楽々Document Plusへと自動で取り込むこともできる。さらに、クラウドサイン上で作成した契約書や相手方から受信した契約書を、締結後、楽々Document Plusに自動で取り込むといった連携にも対応した。

 楽々Document Plusへ取り込んだ契約書は、全文検索や期限管理などのあらゆる機能を活用できるため、紙と印鑑での作業を撤廃し、契約書の申請から締結・保管までをシステム上で一貫して管理できるようになったとのことだ。

 加えて楽々Document Plusのワークフロー機能を活用すると、契約締結前のリーガルチェック(契約審査)が行えるので、契約書の作成や審査から締結後の保管までをシステム上で一貫して管理できる。こうして契約書の状況を可視化することで、業務効率の向上が期待できるとした。