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GRANDIT、クラウドERP「GRANDIT miraimil」向けに生成AIを活用した「miraimil × AI連携基盤」を提供へ

 GRANDIT株式会社は28日、経営層や業務担当者の意思決定支援を強化するため、クラウドERPである「GRANDIT miraimil」において、生成AIを活用したサービス「miraimil × AI連携基盤(仮称)」を5月に提供開始すると発表した。

 GRANDIT miraimilは、中小企業を主な対象としたクラウド型ERPサービス。ユーザー系SI企業を中核としたコンソーシアム形式により、各社のノウハウを生かして日本企業の業務・商習慣に適合したERP「GRANDIT」の機能をベースに開発されている。

 今回発表された「miraimil × AI連携基盤」は、ERPに蓄積されたデータを生成AIで積極的に活用するための基盤を提供するもので、ERPが持つ企業データを双方向かつリアルタイムに利用可能にすることにより、自社情報の効率的な情報検索や相談に役立てられるという。

 これにより、例えば、GRANDIT miraimilに格納されている情報を基に当月の商品別売上のトップ3を問い合わせたり、GRANDIT miraimilで扱っている伝票を検索したり、といったことが、専用チャットボットを介した自然言語による問い合わせによって可能になるとのことだ。