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Slack、生成AIをネイティブ統合した機能「Slack AI」を米英で提供開始

 Salesforce CompanyのSlackは14日、生成AIをネイティブ統合した機能「Slack AI」を、米国と英国で一般提供を開始した。

 Slack AIの利用により、ユーザーはSlack上に蓄積されている社内のナレッジを即座に活用し、すべての従業員、データ、アプリを横断して簡単にインサイトを結び付け、統合できるようになるとしている。

 Slack AIにより、チャンネルの要約が可能となり、トピック間の移動も含めて、あらゆるチャンネルで重要なハイライトを生成できる。

 スレッドの要約も可能で、ワンクリックであらゆるスレッドの会話を迅速に把握し、最新の状況に追いつける。また、検索では、ユーザーが会話形式で質問を投稿すると、関連する会話データに基づいて、明確で簡潔な回答を得られるとしている。

 Slackのパートナーも、Slackアプリに追加のAI機能を搭載する。こちらには、毎日チェックするわけではないものの、定期的に把握しておきたいパーソナライズされた情報要約を取得できる新機能が含まれているという。

 Slack AIは、Enterprise Gridプランの有料拡張機能として利用でき、現在は米国と英国において英語のみで利用可能。その他対象となるSlackプランと言語サポートは近日公開予定で、日本では2024年4月公開予定としている。