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デロイト トーマツ、SAP Cloud ERPを活用した統合型ソリューションを提供
2026年7月24日 12:04
合同会社デロイト トーマツは23日、日本企業向けに、SAP Cloud ERPを活用した統合型ソリューションの提供を開始した。
同ソリューションは、SAP Cloud ERPをベースに、デロイトがグローバルで培ってきた業界知見、導入アセット、アクセラレーター、標準化されたデリバリーモデルを組み合わせることで、企業のERP刷新を迅速かつ高品質で実現する。これにより、期待価値を実感するまでの期間(Time-to-Value)の短縮を実現するとともに、継続的な改善を可能にする企業基盤を構築し、日本企業の持続的な変革を支援するとしている。
デロイト トーマツでは、AIをはじめとするデジタル技術の進展や事業環境の急速な変化を背景として、あらゆる企業で迅速な意思決定と継続的な変革が求められている一方、多くの企業では、長年の個別開発やシステム拡張によりERPが複雑化し、運用コストの増加やデータ活用の阻害を招き、制度変更や事業変化への迅速な対応を困難にしていると説明する。
また、こうした状況を受け、ERPをFit-to-Standardを前提としたクリーンコアで構築し、業務標準化を進めながら、AIなどの新たな技術を継続的に取り込める企業基盤への転換が求められており、従来のような長期間・高コストなERP導入ではなく、短期間で稼働を開始し、早期に価値を創出しながら継続的に改善を進める導入アプローチへのニーズが高まっているという。
デロイト トーマツが提供する新ソリューションは、こうしたニーズに応えるためのもので、自動車、化学、小売り、消費財などさまざまな業界向けに設計されている。多数のプロジェクト知見を基に作成した導入アセットや業界横断で活用可能なアクセラレーターを備え、標準化されたデリバリーモデルを駆使することで、コア業務プロセスの効率化と迅速なイノベーションを支援する。
新ソリューションは、デロイト独自のデリバリーモデルにより、標準化された成果物や再利用可能な導入アセットを活用し、SAP Cloud ERPを迅速かつ高品質に導入する。標準機能を活用した対象業務領域について最短8週間で稼働開始を実現し、Time-to-Valueを短縮するとともに、TCOの削減とROIの向上を支援する。
また、AIを活用した自動化、高度なアナリティクス、主要システムとの事前連携により、販売・購買・会計・在庫管理などの業務をエンドツーエンドでつなぐ。これにより、データに基づく意思決定、業務最適化、継続的な改善を後押しする。さらに、税務、会計、ガバナンス、リスクなど、デロイト トーマツ グループの多岐にわたるアドバイザリーサービスで培ってきた専門知識とAIを組み合わせ、新たな価値創出を支援する。
個別開発を前提とせず、標準機能を生かした業務変革を進めることで、保守性・拡張性・将来の制度対応力を高める。高度な分析やエージェント機能など新たな技術も取り込みやすいクリーンコアを実現し、将来の変化にも柔軟に対応できる、俊敏性の高い企業基盤を構築する。
構想策定段階では、業務・IT・データ・組織の観点から変革テーマと期待効果を整理し、目指すべき姿を明確にする。その上で、個別開発された基幹システムから拡張性、汎用性、柔軟性の高い基幹システムへの移行や、レガシー化したSAP基幹システムから最新のSAP Cloud ERPへの移行、M&A、新規事業、カーブアウト、海外展開に伴う2層ERPの整備(本社の基幹システムとは別に子会社はSAP Cloud ERPを採用する)など、日本企業の多様なERP刷新シナリオに対応する。
さらに、導入後の定着化・運用・改善までを支援する。業務、IT、AI、アナリティクスなど、専門知識を持ったさまざまなデロイト トーマツのコンサルタントが企業と伴走し、単なる保守・運用にとどまらず、継続的な企業価値向上に貢献する。
デロイト トーマツでは、SAP導入を支援する国内約5000人を中心に、デロイトの世界約3万人のSAPプロフェッショナルによるグローバルデリバリーネットワークを活用し、日本企業の基幹業務変革を構想策定から導入、運用、価値創出まで一貫して支援する。さらに、税務、会計、ガバナンス、リスクなど、デロイト トーマツ グループの各分野の専門家が連携し、企業全体の変革を総合的に支援する。