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マクニカ、AIソリューション導入のサポートプログラムで「NVIDIA DGX H100システム」検証環境を提供

 株式会社マクニカ クラビス カンパニーは7日、 NVIDIA開発環境上で最新AIソリューションの導入検討時に利用可能なサポートプログラム「AI TRY NOW PROGRAM」、に「NVIDIA DGX H100 システム」を追加し、同製品の導入を検討する企業に事前検証環境の提供を開始した。

 マクニカは、NVIDIAの正規代理店としてインフラの提供に加え、NVIDIAのアクセラレーテッドコンピューティング上で運用される、最新AIソリューションの導入検討時に利用できるサポートプログラム「AI TRY NOW PROGRAM」を提供している。マクニカのエンジニアが、課題解決に最適なAI技術をあらかじめ厳選して環境を構築しているため、顧客自身で環境を用意する必要がなく、最新のAIソリューションの理解を深められる。

 マクニカでは、生成AIの出現により世界中でGPUの需要が急騰し、特に「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」の注目度は高く、国内で生成AIを手掛ける企業からの要望が強まっていると説明。加えて、予算確保の段階では、稟議を進めるために必要な製品知識や導入効果などの情報が不十分なことから、AI開発への適切なリソース投入が迅速に開始できない課題があるという。

 こうした課題を持つ企業に向けて、マクニカはAI TRY NOW PROGRAMにNVIDIA DGX H100システムを追加し、事前検証環境の提供を開始する。NVIDIA H100 Tensor コア GPU搭載のNVIDIA DGX H100システムを利用することで、本番環境に近いパフォーマンスおよび機能のKPI測定ができ、導入の意思決定を加速することが期待できるとしている。

 マクニカは、NVIDIAプロダクトの一次代理店として、AI開発環境構築支援や最先端のAIソリューション活用を支援することで、さらに日本の生成AIが必要とされる課題解決に貢献していくとしている。