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jinjer、人事評価をシステム化するクラウドサービス「ジンジャー人事評価」を提供

 jinjer株式会社は9日、クラウド型の人事評価サービス「ジンジャー人事評価」を販売開始したと発表した。同社はこれまで、基幹サービスとして人事労務サービス「ジンジャー」を提供してきたが、今回の新サービス提供により、タレントマネジメント領域へ参入するという。

 「ジンジャー人事評価」は、評価シートの作成から、配布、回収までの長い工程をオンライン上で一元管理できるクラウドサービス。評価シートの作成においては、テキスト入力はもちろん、計算式や選択肢入力フォームなどさまざまな入力方式に対応しており、現在の評価シートをそのままシステム上に実現できるため、複雑な操作なく運用を開始できるという。

 また評価シート内では、「閲覧」「編集」「閲覧不可」といった権限を項目単位で柔軟に設定可能なため、記入者、評価者、人事と、役割ごとに分けた運用に対応する。さらに、評価業務の進捗はシステム上で可視化され、進捗管理を効率化するとともに、マインダー機能によって、評価の記入漏れを防ぐとした。

 価格は、利用者1名あたり月額300円から。2024年1月~12月に「ジンジャー人事評価」を申し込んだ企業に対しては、月額利用料金を半額に割り引くキャンペーンを実施する。

 なおjinjerでは、これまで、人事労務・勤怠管理・給与計算など、人事の定型業務をカバーするクラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供。人事情報を1つに統合した「CoreHRデータベース」により、定型業務の効率化・自動化を支援してきた。

 同社ではさらに、「Core HRデータベース」の強みを生かすべく、人事データと統合されたタレントマネジメントシステムの提供を図るとしているが、今回はその第1弾として、“情報のインフラ”となる評価シートの作成・配布・回収を支援すべく、「ジンジャー人事評価」をリリースするとのことだ。