ニュース

jinjer、従業員のデータを一元管理し人的資本の可視化や分析を支援する「ジンジャー人事データ分析」

 jinjer株式会社は4日、従業員に関するさまざまなデータを一元管理した上で、人的資本の可視化・分析をレポート/ダッシュボード上で行えるクラウドサービス「ジンジャー人事データ分析」を販売開始したと発表した。

 ジンジャー人事データ分析は、人事関連のデータベースを用いて、人的資本情報を可視化・分析できるタレントマネジメントシステム。人的資本を可視化・分析するためには、人事データを集約・蓄積する必要があるが、そのような課題を解決すべく、新サービスでは、統合された人事データベース(Core HRデータベース)を基に、従業員にまつわる情報を即時参照し加工できるという。

 データに関しては、利用中の他のジンジャー製品が持つ人事データだけでなく、外部サービスのデータインポートに対応。レポートでは、特定条件下でのデータの絞り込みや、特定データの抽出・加工による可視化・分析が可能で、こうして作成されたレポートをくみわせ、自由にダッシュボードのレイアウトやフィルターを設定できるとした。
 また、経歴、異動歴、評価推移、育成情報等に関する情報を時系列で蓄積し、自動的にその推移をデータ化/可視化することで、評価や異動時における判断を迅速に行える点がメリット。加えて、人事データ分析の結果を基に、人材育成~定着のサイクルを一気通貫で行えるとしている。

 さらに、部署別平均給与など、重要な指標はテンプレートとしてあらかじめ用意されており、各企業に必要な指標検討もサポート可能なため、個人のスキルに依存しがちなデータ加工を、属人化することなく簡単に行えるとのこと。

 このほか、レポートの閲覧権限・編集権限などの設定や、ダッシュボード、データセットの利用制限、アクセス制限など、柔軟な権限設定にも対応する。