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CTCテクノロジー、Azure OpenAI Serviceを活用したアプリ開発の教育コースを提供

生成AIの基礎知識や利用上の注意点、実践的な活用方法などを学習

 CTCテクノロジー株式会社(以下、CTCT)は22日、日本マイクロソフトの生成AIサービス「Azure OpenAI Service」を活用した、アプリケーション開発の教育コースを提供開始すると発表した。受講を通じて、業務における円滑なAzure OpenAI Serviceの導入と、生成AIを効果的に利用するためのスキルを身につけられるという。

 今回提供開始する教育コースは、生成AIに関するリテラシーの向上や、生成AIを活用したアプリケーション開発技術の習得を目指す、エンジニア向けのコース。マイクロソフトの認定コースに準拠しており、生成AIに関する基礎知識と、Azure OpenAI Serviceを利用したアプリケーション開発を1日で学べるという。

 具体的には、基礎知識として、AIや機械学習、生成AIに関する概要、OpenAIの自然言語処理などを学ぶほか、情報漏えいや権利侵害のリスクなど利用上の注意点についても学習する。また、Azure OpenAI Serviceでの生成AIモデルの選択やコードの生成、アプリケーションへの組み込み方法、プロンプトエンジニアリングなどの実践的な内容を講義形式で学習するとのこと。

 価格は、1名あたり7万1500円(税込)。

 なおCTCTでは、長年にわたってマイクロソフト認定コースを提供しており、そこで培った知見・ノウハウをベースに、企業の個別課題に合わせたコースも開催している。今回のコースについても、生成AIの基礎知識の定着や、Azure OpenAI Serviceを利用したプロンプトエンジニアリングの精度向上に特化した構成でカスタマイズし、企業や部署単位の集合研修で利用することも可能とした。

 さらに、親会社であるCTCでは、生成AIの企業内での利用に特化した環境構築サービスも提供しており、CTCグループとして、顧客企業の生成AI活用をトータルで支援するとしている。