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イントラマート、intra-martで利用可能なコンポーネントなどを公開・提供する「IM-マーケットプレイス」

 株式会社NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート)は20日、エンタープライズローコード基盤「intra-mart」を用いたシステム開発で利用できるコンポーネントやアプリケーションテンプレートを公開・提供するためのマーケットプレイスとして、「IM-マーケットプレイス」をオープンすると発表した。

 intra-martは、企業内のさまざまな業務をデジタル化し、そのプロセスをつないで自動化することを目指したシステム共通基盤。その導入・開発を支えるパートナーが約200社あるほか、これまでの導入実績は9500社超にのぼっているが、今回発表された「IM-マーケットプレイス」は、この幅広いエコシステムにおけるデベロッパーコミュニティで開発された多様なコンポーネントやアプリケーションテンプレート、アプリケーションを公開・提供する。

 企業は、これらをintra-martのローコード開発の機能の一環として活用することで、自社の仕様にあわせたカスタマイズや拡張が可能となり、ビジネスに最適な業務アプリケーションを作成できると、イントラマートではそのメリットを説明している。

 今回のオープンに際しては、まず、利便性の高いコンポーネントとして、「会社情報パーツ」「案件情報パーツ」「ワークフロー情報パーツ」の3つの無償提供から開始される。今後は、パートナー各社がintra-martを基盤に開発した、業種・業務に特化した各種アプリケーションをはじめ、多様なコンポーネントやコーポレート系アプリケーション、ERPシステム向けのテンプレートなどを、順次公開・提供する予定だ。

 なおIM-マーケットプレイスは、年間利用型ライセンスの「Customer Success License」、もしくはクラウドサービス「Accel-Mart Plus」を契約・利用している企業が対象となる。