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イントラマートのシステム共通基盤「intra-mart 2023Autumn版」、大規模なローコード開発に向けた機能を強化

 株式会社NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート)は7日、エンタープライズ向けローコードプラットフォーム「intra-mart」の最新版(2023Autumn版)をリリースしたと発表した。

 intra-martは、企業内に存在するさまざまな業務システムを同⼀のプラットフォーム上に集約し、最新のデジタル技術を活用することで、IT投資の効率化と業務プロセスの最適化・標準化を実現するシステム共通基盤。業務プロセスのフルオートメーション化をサポートする機能とAPIコンポーネント群を備え、スピーディかつ柔軟なローコードアプリケーション開発を可能にする。

 最新版では、テンプレートを元にアプリケーションを自動作成・管理できる「Accel Studio」をはじめ、ローコード開発ツールの機能を強化した。これにより、特に大規模で継続的に追加開発する企業の内製化において利便性を向上した。

 Accel Studioでは、アプリケーションのインポート時に各リソースの差分を表示する、差分表示機能を追加。これにより、インポートを実行する前に現在の環境に入っているアプリケーションに対する影響範囲を確認できる。

 このほか、アプリケーションのアーカイブを作成し、任意のアーカイブから復元可能にするアーカイブ機能や、Accel Studioで作成したアプリケーションを元に、ユーザーがテンプレートを自作可能にするテンプレート化機能、Accel Studioでのアプリケーションに対して一意な値を採番し、利用可能にする自動採番機能を追加した。

 また、数百台規模でのWinActor連携がイントラマートのローコード開発ツール上で管理できるよう、連携設定を強化した。これにより、WinActorの大規模利用に対応する。