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キヤノン、患部の撮影画像と患者情報をカメラ内でひも付ける医療現場向け「カメラ画像支援ソリューション」を発売

 キヤノンは7日、診察時などに撮影される患部の画像と、患者や撮影者の情報をカメラ内でひも付けし、電子カルテや画像ファイリングシステムなどの病院内システムと連携することで、医療現場における画像管理の作業負荷を低減できる「カメラ画像支援ソリューション」を発売した。

 臨床現場では患部をカメラで撮影し、診療情報として画像を保管しているが、カメラからの画像の取り込みや画像と患者・撮影者情報のひも付けなどを手作業で行っていたため、作業負荷が大きく、ひも付けミスも発生していたという。

 カメラ画像支援ソリューションは、患者の受診票や撮影者の職員証などに記載されたバーコードをカメラで読み取ることで、撮影した画像と患者・撮影者情報をカメラ内でひも付けし、病院内のシステムにワイヤレス転送できる。

カメラ内での患者情報ひも付けのイメージ

 機動性に優れたコンパクトデジタルカメラタイプと、用途に応じてレンズ交換が可能なミラーレスカメラタイプの2種類の専用カメラが選択できる。センサーサイズの大きなデジタルカメラならではの高画質を実現し、光量が不足しがちな室内でもノイズの少ないクリアで鮮明な画像を撮影できる。

 受診票や職員証などに記載されたバーコードをカメラで読み取ることで、カメラのモニターに患者や撮影者の情報を表示しながら撮影でき、撮影画像とのひも付けを正確に行える。また、ひも付けが完了したデータを、カメラから即時に電子カルテや画像ファイリングシステムなどの病院内システムにワイヤレス転送でき、撮影から病院内システムとの連携までをワンストップで行うことで、医療業務における画像管理の作業負担の低減を実現する。

 PC向けクライアントソフトにより、専用カメラ以外で撮影した画像の管理にも対応。専用カメラ以外で撮影した画像についても、別売りのソフトを活用することで、PCを用いて患者情報のひも付け作業を簡単に行い、病院内システムと連携できる。

 カメラ画像支援ソリューションの価格はオープン。キヤノンは、カメラ画像支援ソリューションの提供により、画像管理の業務負担を低減することで医療現場におけるDXの推進に貢献していくとしている。