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クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」、電子請求書発行システム「楽楽明細」との連携に対応

 HENNGE株式会社は9日、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」が、株式会社ラクスの電子請求書発行システム「楽楽明細」との連携に対応したと発表した。

 楽楽明細は、請求書、納品書、支払明細などの帳票をWeb上で発行する、クラウド型の請求書発行システム。帳票データを楽楽明細にアップロードするだけで、取引先に応じて、Web経由やメール添付、郵送、FAXのいずれかの方法で自動発行でき、請求書発行において手間のかかる「印刷・封入・発送」の作業をゼロにできるという。

 一方のHENNGE Oneは、働く環境を安全性と利便性の両面から支えるクラウドセキュリティサービス。Microsoft 365、Google Workspace、Boxなど、複数のクラウドサービスのID/パスワード統合と、アクセス制御による不正アクセス対策を実現する「IdP Edition」、脱PPAP対応策、標的型攻撃対策、メール誤送信/監査対応など、さまざまなメールセキュリティ機能を搭載する「E-Mail Security Edition」の、主に2つのエディションが提供されている。

 今回、HENNGE Oneと楽楽明細の連携により、HENNGE Oneを利用する企業は楽楽明細へのシングルサインオンが可能となり、複数ID/パスワードの管理から解放されるとのこと。また、IP制限やデバイス証明書などの多要素認証によるアクセス制御機能によって、不正アクセスのリスクを防ぎながら楽楽明細を利用できるとしている。