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クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」、財務管理システム「COURAGEUX」と連携対応

 HENNGE株式会社は8日、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」が、株式会社アイディーエスの財務管理システム「COURAGEUX」と連携対応したと発表した。

 HENNGE Oneは、働く環境を安全性と利便性の両面から支えるクラウドセキュリティサービス。Microsoft 365、Google Workspace、Boxなど、複数のクラウドサービスのID/パスワード統合と、アクセス制御による不正アクセス対策を実現する「IdP Edition」、脱PPAP対応策、標的型攻撃対策、メール誤送信/監査対応など、さまざまなメールセキュリティ機能を搭載する「E-Mail Security Edition」の、主に2つのエディションが提供されている。

 一方のCOURAGEUXは、借入金・貸付金を管理できるクラウド型財務管理システム。本社のみならずグループ全体の資金調達の流れの見える化、シンジケートローンやスワップ取引など多種多様な金融商品に対応し、日々変動する資金調達・予測管理業務の高度化を実現するという。

 今回の両サービスの連携により、HENNGE Oneを利用する企業はCOURAGEUXへのシングルサインオン(SSO)が可能となり、煩わしい複数ID、パスワードの管理から解放されるという。さらに、IP制限やデバイス証明書などの多要素認証によるアクセス制御機能を利用すると、不正アクセスのリスクを防ぎながらCOURAGEUXを安心して利用可能になるとしている。

 なお今回の連携は、HENNGEが運営する「HENNGE Oneプロダクトアライアンスプログラム」にアイディーエスが加盟し、相互検証のもとで実現したとのこと。