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L is Bの現場向けビジネスチャット「direct」、シスメットの気象予測解析配信システム「防災盤」と連携

基準値を超えた気象予報をチャットで通知

 株式会社L is Bとシスメット株式会社は1日、L is Bの現場向けビジネスチャット「direct」と、シスメットの気象予測解析配信システム「防災盤」の機能連携を行うと発表した。これにより建設現場などで、基準値を超えた気象予報の通知をdirectのトーク(チャット)で受け取れるようになる。

 directは、使いやすい操作性で現場のコミュニケーションを円滑化可能なビジネスチャット。情報共有のスピード化を実現するツールとして建設業界でも広く利用されているという。

 一方の防災盤では、気象予測を500mメッシュで解析することで、およそ20kmメッシュで提供されている一般的な天気予報と比べてより細かい地点向けの予測を、最大10日先まで提供しており、こちらも多くの建設現場で活用されているとのこと。

 今回は、両製品・サービスが連携にすることにより、建設現場ごとに設定した基準値を超えた気象予測(雨、風、気温、熱中症指数、雷雲)や、気象庁が発表する注意報・警報・特別警報を、directのグループトークで受け取れるようにした。

 これにより、建設現場などで、重要な気象予測の異変を見落とすことなく、安全管理の徹底、効率的な作業工程の実施が可能になるとしている。