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ビジネスチャット「direct」とデジタル野帳「eYACHO」が連携、建設現場での業務効率向上を支援

 株式会社L is Bと株式会社MetaMoJiは、L is Bの現場向けビジネスチャット「direct(ダイレクト)」と、MetaMoJiの建設業向けデジタル野帳「eYACHO for Business」(以下、eYACHO)の機能連携を、10月初旬より順次開始すると発表した。

 directは、LINEに似たインターフェイスを持つ、ビジネス利用に特化したチャットツール。写真や図面などのファイルやボイスメッセージを使って、現場の状況を簡単に共有できる点に強みを持ち、さまざまな業種における現場と社内とのコミュニケーションを支援するという。また2022年4月からは「タスク」「スケジュール」「掲示板」と連携し、現場業務ソリューションとしてさらに進化したとのこと。

 一方のeYACHOは、紙の野帳をデジタル化した建設現場向けのアプリケーション。手書き、写真・動画などを活用した現場の記録や、リアルタイム共有「Share」機能による遠隔地間のコミュニケーション、作業日報や作業計画書などを現場で作成できるテンプレート機能を備え、多くの建設現場で活用されているとした。

 両社では今回、建設現場におけるコミュニケーション基盤構築を目指して、directとeYACHOとの連携を実現させた。eYACHOで作成した現場の記録や図面への指摘、資料の所在を、direct経由で関係者へ容易に通知できるようにしている。

 具体的には、eYACHOのノートやノート内のページのURLをdirectで送信すると、受け取った相手はdirectに記載されているURLから、直接eYACHOの資料を開けるようになった。また、eYACHOのノートやノート内のページを画像やPDFで送信できるほか、作業計画書などのeYACHOで作成するテンプレートに「directに送る」ボタンが設定され、directを利用した伝達を容易に行えるようにするとしている。

 なおeYACHOのアップデート版は、iOS版が2022年10月初旬より、Windows版が2022年12月初旬より提供開始される。