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ブラックラインとNTTデータ・スマートソーシング、経理財務部門の生産性向上支援で協業

BlackLineの導入支援やBPOなどのサービスを提供

 ブラックライン株式会社と株式会社NTTデータ・スマートソーシングは11日、企業の経理財務部門の生産性向上と働き方改革を支援するために協業すると発表した。NTTデータ・スマートソーシングでは、この協業に伴い、ブラックラインの経理業務自動化クラウド「BlackLine」の導入支援、BPOなどのサービスを7月より提供する。

 2013年に設立されたNTTデータ・スマートソーシングは、最新IT技術とBPO、またRPAに代表されるAI技術を融合し、さまざまな業種業態に対応可能なコンタクトセンターや、経理・財務/総務/営業支援などのバックオフィスセンター、さらにはWebサイトや関連システムの開発から保守・運用まで、さまざまなサービスを提供してきた実績を持つ。

 その同社では、経理財務部門に向けたサービスの一環として、BlackLine導入のプロフェッショナルサービスと、BlackLineをプラットフォームとして活用する経理・財務業務BPOサービスを提供開始する。経理財務業務の標準化・自動化・一元化に強みがあるBlackLineのテクノロジーと、NTTデータ・スマートソーシングがこれまでに培ったクラウドシステムの活用ノウハウ、BPOサービスによる業務効率化ノウハウの組み合わせによって、BlackLineの効率的な導入と業務オペレーションの高度化を実現できるとのことだ。

 なお両社では、グループ内に複数のERPや会計システムがある中での経理オペレーションの標準化と、シェアードサービスの効率的な運用支援といったサービスや、BPOを活用した経理財務業務のリデザインを検討中の顧客企業に対するコンサルティングと、BPOサービスの提供などを、具体的なサービス例として挙げている。