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SCSK、奉行シリーズの業務データを活用・分析できる「CELF データレイク for 奉行シリーズ」

 SCSK株式会社は20日、ノーコード開発クラウドサービス「CELF(セルフ)」のオプション機能として、株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)の業務システム「奉行シリーズ」の業務データを活用・分析できる「CELF データレイク for 奉行シリーズ」を、同日より提供開始すると発表した。

 CELFは、Excelと同じ見た目・操作性で、簡単に業務アプリを開発できるクラウドサービス。作成した業務アプリでは、Excelや別システムに散乱しているデータを集めて必要な形に結合・加工し、利活用できる。

 今回発表されたCELF データレイク for 奉行シリーズは、このCELFのオプションサービスで、奉行シリーズの「勘定奉行」「商奉行」に格納されている仕訳伝票や売上伝票、各種マスタ情報などを、簡単な設定をするだけでCELF上のデータベースに蓄積できるという。

 またCELFでは、Excelファイルから簡単に業務アプリを自動生成できるため、既存業務にて活用しているExcelファイルやCSVで管理している非基幹の業務データもCELF上で一元管理でき、奉行シリーズの基幹データと非基幹データを組み合わせ、業務での活用を行えるとした。

 一方、開発ベンダーがCELF データレイク for 奉行シリーズを活用すると、生産性高く短納期で顧客の業務にフィットした業務アプリ開発できるようになり、自社の付加価値を高められるほか、開発のノウハウを蓄積し、奉行シリーズを利用している顧客に、独自のテンプレートや業務アプリを提案するといったことも可能になるとしている。

 価格(税別)は、奉行クラウド、奉行 i11 対応版が10ユーザーで年間26万円、追加ライセンスが1ユーザーあたり年間1万7500円。VERP クラウド対応版が10ユーザーで年間38万円、追加ライセンスが1ユーザーあたり年間1万7500円となる。