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キヤノンITS、西東京データセンターで10Gbps/100Gbpsのクラウド接続サービスを提供

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は25日、同社が運営する西東京データセンターで提供するクラウド接続サービスを拡充し、10Gbps/100Gbpsの広帯域でパブリッククラウドに接続可能な専用線サービスを5月に提供開始すると発表した。

 キヤノンITSの西東京データセンターでは、データセンターの顧客システムと各種クラウドサービスを接続するクラウド接続サービスを提供している。既存のメニューは速度帯域が100Mbps~1Gbpsだが、新たに10Gbps、100Gbpsのメニューを提供する。Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform、IBM Cloud、Oracle Cloudなど、各種クラウドサービスに広帯域で接続できる。サービス提供価格は個別対応。

 キヤノンITSでは、データセンター/クラウドインテグレーション/クラウド接続サービスの提供により、ハイブリッドクラウドの活用を推進・支援していると説明。従来の提供サービスと比較して10倍以上広帯域な専用線サービスを提供することで、画像/動画をはじめとする大容量データをスムーズに伝送することが可能となるとしている。また、データを保存する受け皿としてデータセンターに適した大容量のストレージサービスの提案も可能で、回線とストレージを同時に提供することで、顧客のデジタルビジネスの成功に貢献するとしている。

キヤノンITSのクラウド接続サービス構成図