ニュース

リコー、AI活用型チャットボット「RICOH Chatbot Service」でChatGPTを利用可能にする新オプション

 株式会社リコーは、AI活用型チャットボットサービス「RICOH Chatbot Service」において、ChatGPTを利用できるオプションサービス「for 生成AI Powered by ChatGPT API」を9月25日から提供開始すると発表した。

 RICOH Chatbot Serviceは、総務や経理、人事、IT部門といったバックオフィスにおける社内からの問い合わせ対応や、販売サポートにおける顧客対応など、多様な問い合わせ業務の効率化を支援するAIチャットボット。

 今回発表された「for 生成AI Powered by ChatGPT API」は、このRICOH Chatbot Serviceの画面内からChatGPTを利用できるサービスで、専用のアプリを別途インストールするなどの作業を行わなくても、画面内の「ChatGPTと会話する」ボタンからChatGPT APIに連携して利用できる。

 なおリコーによれば、ChatGPTはさまざまな業務で活用できる反面、情報漏えいのリスクやログ管理の観点から使用を断念する企業が多く見受けられるというが、新オプションでは、Azure OpenAI Serviceを利用し、ChatGPTに入力した内容がAI側に学習されない仕組みを構築しているので、入力内容の情報漏えいを防止できるとのこと。

 さらに、RICOH Chatbot Serviceの管理画面から利用ログを確認できるため、管理者は利用者の状況を把握可能とした。

 価格は月額5万円(税別)。

 また今回は同時に、RICOH Chatbot ServiceのUIをChatGPTと連携することに特化した新プラン「カンタンシステム連携 for 生成AI Powered by ChatGPT API」も、提供を開始する。