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テラスカイ、経費精算システム「mitoco Work 経費」の電帳法対応オプションを提供

ウイングアーク1stと協業し、電帳法の保存要件を満たした形での経費精算に対応

 株式会社テラスカイとウイングアーク1st株式会社は28日、電子帳簿保存法分野で協業すると発表した。これに伴いテラスカイは、経費精算システム「mitoco Work 経費」のオプションとして、「mitoco電子帳簿保存法対応オプション」(以下、電帳法対応オプション)を同日より提供開始する。

 テラスカイでは、Salesforceプラットフォーム上で動作するさまざまなサービスを「mitocoシリーズ」として提供しており、そのひとつとして、経費精算システムのmitoco Work 経費をラインアップしている。

 今回は、ウイングアーク1stから文書管理ソリューション「invoiceAgent文書管理」のOEM提供を受け、mitoco Work経費と組み合わせて利用することで、電子帳簿保存法の保存要件を満たした経費精算を行える新オプションとして、電帳法対応オプションを提供開始する。

 これを利用すると、経費精算時に、領収書をはじめとする証憑書類を、電子帳簿保存法の保存要件を満たした形でデータ化し、管理・運用できるようになるとのこと。またタイムスタンプを付与できるため、非改竄証明も同時に対応可能になるとした。

 価格は、初期費用が25万円、ユーザーライセンスが月額3万円/10ユーザー。

 テラスカイでは同オプションについて、リリース後3年で100社への提供を目指すとしている。

mitoco Work 経費と電帳法対応オプションの連携図