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テラスカイ、統合業務ソリューション「Fujitsu GLOVIA OM」の電子帳簿保存法対応機能を提供

 株式会社テラスカイは3日、同社が販売するSaaS型統合業務ソリューション「Fujitsu GLOVIA OM」において、電子帳簿保存法対応機能の提供を7月から開始すると発表した。テラスカイが提供する「mitoco 電子帳簿保存法対応オプション」を利用し、GLOVIA OMで発行した請求書等や受領した請求書・契約書等の証憑書類を、電子帳簿保存要件を満たした形でデータ化し、管理・運用可能にする。

 GLOVIA OMは、販売・在庫・購買・生産・フィールドサービスなどの基幹系業務を支える統合業務ソリューション。Salesforceのクラウドプラットフォーム上で動作するため、顧客情報とシームレスに連携して、新たな顧客価値の向上につなげることができるという。

 今回は、テラスカイが提供するmitoco電子帳簿保存法対応オプションを活用することで、2024年1月から義務化される、電子帳簿保存法の保存要件を満たした書類の保管が可能になるとした。

 スキャナ保存については、真実性を担保するため、経費精算時に要件を満たさない画像の保存自体が不可にするといった仕組みを搭載。また、文書の非改ざんを証明するタイムスタンプ機能も備えた。

 加えて、検索要件に対応するため、全文検索、文字、数字、日付、文書IDによる部分一致や範囲検索が可能となっており、膨大なデータの中から適切な書類を検索できるようにしている。

GLOVIA OMとmitoco電子帳簿保存法対応オプションの連携図