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テラスカイのクラウド型経費精算「mitoco Work 経費 Ver.2.3」、利用者の要望に応えた機能強化を実施

 株式会社テラスカイは7月31日、Salesforceをプラットフォームとしたクラウド型経費精算アプリケーション「mitoco Work 経費」の新版「同 Ver.2.3」を提供開始すると発表した。今回は利用者からの要望に応えてさまざまな使い勝手などを向上させたという。

 テラスカイでは、Salesforceプラットフォーム上で動作するさまざまなサービスを「mitocoシリーズ」として提供しており、そのひとつとして、経費精算システムのmitoco Work 経費をラインアップしている。また、mitoco Work経費と組み合わせて利用することにより、電子帳簿保存法の保存要件を満たした経費精算を行える「電帳法オプション」も用意されているとのこと。

 今回のmitoco Work 経費の新版では、同オプションを利用している場合に使用可能なファイルサイズの上限が拡大された。具体的には、アップロード可能なファイルサイズの上限を3MBから100MBに拡大されたほか、「mitoco電子帳簿保存法対応オプション AI OCR領収書」を利用している場合は、OCRによって読み取れるファイルサイズの上限が3MBから20MBに拡大された。これらの対応により、ファイルサイズの大きい領収書の利用が可能になるという。

 また経費申請一覧画面で、確認が必要な未完了の経費申請と、確認が不要な過去の経費申請が、タブごとに表示されるようになった。未完了の経費申請が一目で分かるため、経費申請の作成漏れ・申請漏れが発生しづらくなる。

 加えて、申請一覧に表示する情報が追加され、申請一覧から内容を確認したい経費申請を見つけやすくなった。申請種別が「交際費」「会議費」「その他経費」の場合は、概要欄の利用日が申請一覧に表示されるとのこと。

 このほか、mitoco経費画面内「未精算のファイル一覧」画面、およびモバイルアプリ「mitoco経費 ファイルアップロード」タブでは、ファイルが日付の降順で表示されるように改善した。これにより、アップロードしたファイルが一覧の先頭に表示されるため、ファイルの詳細情報の入力など、次の操作がスムーズに行えるようになるとしている。